お答えします

三菱自動車工業不正行為について

国政モニターの意見等

(1)三菱自動車不正

三菱自動車による、軽自動車の燃費性能試験のデータの不正は、国土交通相に申請を行い、保安基準への適合性審査を受ける為のメーカー提示データが不正をされていたという問題である。この仕組みは、メーカーの申請が正しいものであるという性善説を前提に成り立っているものである。この様な問題発生時に、いつも課題提起がなされるのは第三者機関による公正な目の導入である。フォルクスワーゲン(VW)、タカタ等、最近でも多くの問題が生じているにも拘らず、他山の石として自分の事に反映出来ない国土交通省の基本姿勢にこそ問題の核心があるように思える。性善説に立った物の考え方はいい加減にやめるべきである。

(2)三菱自動車の燃費試験データ捏造について

「燃費不正操作」報道を読んで、また三菱自動車かとあきれた。私は、10年以上前に運送会社の常務取締役をしていた。そのころ、同社(トラック・バス部門が分社したが)製のトラックのハブ破損事故が相次ぎ、プロペラシャフトが破断し、それがブレーキ系統を破壊したことによって引き起こされた運転手死亡事故があった。当時同社は「トラックの異常は運転者の整備不良」だと主張し、自社車両の欠陥をユーザーの責任だとした。多くの運送会社は、同社製トラックを買い控え、他社製トラックに切換えた。私も、責任を顧客のせいにして責任を逃れる同社の社風にあきれた1人である。ハブ破損事故で車輪が外れた事故の犠牲者、また運転手を失い、さらに整備不良だったと言われた会社の経営者の怒りは当然である。その会社で製造した軽自動車が、今回は、意図的に燃費をよく見せる不正行為を起こした。国交省は、製造会社から報告されたデータを自ら検証し確認する制度を作るべきである。

三菱自動車工業不正行為について(回答:国土交通省)

この度は、三菱自動車工業不正行為について貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。

  • 三菱自動車工業による今回の不正行為については、三菱自動車工業が自動車の型式指定の申請において、実際より燃費を良く見せるために、燃費・排出ガス試験に必要な走行抵抗値のデータを改ざん等不正の操作を行い、国土交通省に提出していたものです。
  • 自動車の型式指定に関する国土交通省の審査においては、基本的には審査実務を担う独立行政法人自動車技術総合機構が審査に必要なデータを測定しています。
  • しかし、走行抵抗値は一定の気象条件の下で複数回にわたって測定する必要があり、これらのデータを国土交通省又は独立行政法人自動車技術総合機構が全てを測定することとした場合、要員や施設の制約から型式指定の手続きを円滑に進めることは極めて困難なものとなります。
  • このため、走行抵抗値については、自動車メーカーとの信頼関係を前提に、自動車メーカーから提出されるデータをそのまま使用してきたところです。
  • 今回の不正行為を踏まえ、自動車メーカーから提出されたデータを特段の確認を行わず、そのまま審査に使用してきたことについては見直すこととし、国土交通省では、4月28日にタスクフォースを設置し、走行抵抗値に加え、自動車メーカーが提出するその他のデータに係る真正さを確保し、不正行為を防止するための方策を検討しているところです。
  • タスクフォースでは、できる限り早期に結論を得て、検討結果を型式指定の審査に早急に反映していくこととしております。

 

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